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特徴と取り組み

総合的な透析療法と透析液管理

当院の特徴

当院では、医師、看護師、看護助手、臨床工学技士、臨床検査技師、管理栄養士、医療事務などのチームが協力して透析療法を行っています。特に、透析困難症や皮膚のかゆみ、透析アミロイドーシスの原因物質を除去する血液透析濾過(オンラインHDF)を提供し、透析液の管理も定期的に行っています。

安心の感染対策

患者様が安全に透析を行えるよう当院では感染対策に力を入れています。

  • 来院時はマスクの着用、入口での検温と手指消毒をお願いしています。
  • 発熱、咳、下痢などある方は来院前に連絡をいただき、他患者様と会わないように個室で透析を行います。
  • 十分な換気(窓の開放、空調システム)

送迎車完備

送迎車01
送迎車02

当院では介護専用車両にて、お自宅からクリニックまでの送迎を無料で行っています。 また、送迎車からベッドまでの移動を介助致します。 詳細につきましては、クリニックまでお気軽にお問合せください。

主な取り組み

腎臓リハビリテーション運動療法

腎臓リハビリテーション運動療法01
腎臓リハビリテーション運動療法02

透析患者様は体力・筋力が一般の健常者と比べ、比較的低下しやすいと言われています。透析中に運動を行い、体力・筋力の向上を促すことでADL(日常生活活動)の改善、栄養低下の改善、炎症の改善、貧血の改善など様々な効果があるとされています。当院では、年に1度の握力や歩行機能などの運動能力の評価を行っています。グループ病院である上尾中央総合病院の理学療法士と透析中に行える運動を一緒に考え、希望される方に行っていただいております。また、下肢エルゴメーターを使用した運動も行っています。運動する時間を確保することが難しい方にお勧めしております。
「いつまでも自分で歩ける」を目標に、スタッフ一同でサポートしていきます。

シャント管理

シャント管理01
シャント管理02

透析を行うためには体内から多量の血液を出し入れする必要があります。血液を出し入れしやすくするために患者さんは透析導入時にバスキュラーアクセス(自己血管内シャント、人工血管内シャントなど)を作成します。特に内シャントは非生理的な状況であるためトラブルを起こしやすく、その後の観察が必要となります。
当院では、医師、看護師、臨床検査技師、臨床工学技士からなるシャントチームを編成し、定期的なシャントエコーの実施、シャントマップの作成、患者さんへのシャント指導、シャントカンファレンスを行い、全スタッフ間で情報を共有することで患者さん一人ひとりのシャント管理を行っています。
万一、シャントに受診が必要になった場合は、他院と連携をとり速やかに治療を行える体制を整えています。患者さんが安心して透析を受けられるようにシャント管理に努めています。

フットケア

フットケア01
フットケア02

透析患者さんは動脈硬化が進行しやすく、症状として足の血流障害やしびれ、痛みや歩行困難、潰瘍などが起きる可能性があります。足病変があると潰瘍や壊疽、最悪の場合足の切断につながり日常生活に支障をきたします。そのため足を清潔に保つ必要があります。
フットケアは「足を見る」ことから始まります。私たちは月に1回のフットチェックを患者さん全員に行い、継続的な観察により異常の早期発見に努めています。
異常があればグループ病院である上尾中央総合病院のフットケア外来と情報共有を行い、連携することで改善や悪化の予防に努めています。患者さんやご家族がご自宅での観察や保湿、処置を継続でき、常に良い状態を保つことが出来るようサポートしていきます。

栄養指導

栄養指導01
栄養指導02

日々の食事管理は、透析患者さんにとって元気に透析を続けていくために欠かせません。
当院では、月1回管理栄養士による栄養指導を実施しています。透析中にベッドサイドにて日々の食事の様子を伺ったり、食事に関する質問や相談に答えたりしています。ご家族を含めた栄養指導も行っていますので、お気軽にお声がけください。
また、日常的な取り組みとして、月2回行う採血データを分析し、患者さんへのフィードバックや声掛けを行い、より良い治療方法を医師・看護師・臨床工学技士など多職種で相談し提案しています。
ロビーにて栄養や食事に関する情報をスライドにて紹介も行っています。定期的に内容を変え、患者さんに有益な情報を届けられるよう努めています。